手術後の再発を防ぐ目的で、Ⅲ期または再発のリスクが高いⅡ期の大腸がんの場合に行うことが推奨されています。補助化学療法では、細胞障害性抗がん薬(細胞が増殖する仕組みの一部を邪魔することでがん細胞を攻撃する薬)を内服または点滴で用います。内服と点滴を併用する場合もあります。6カ月行うことが一般的ですが、がんの状態や用いる薬の種類によっては、3カ月で終わる場合もあります。