内視鏡を肛門から挿入して、直腸から盲腸までの大腸全体を詳しく調べる検査です。ポリープなどの病変が見つかった場合は、病変全体あるいは一部の組織を採取して(生検(せいけん))、病理診断が行われます。病変部の表面の構造をより精密に検査するために、粘膜の表面の模様や血管の輪郭、色を強調する画像強調観察や拡大観察が行われることもあります。
6ページ