3-1-2.治療の選択

がんの浸潤や大きさなどの所見から治療が選択されます。

根治的治療は手術(外科治療)であり、外陰部の病巣と所属リンパ節である鼠径そけいリンパ節の切除が第一選択となります。しかし、手術に伴う合併症が生じる可能性が高いことから、進行期に応じて、また生活の質、年齢など個別の状況を考慮して、放射線治療や薬物療法も含め、治療計画が立てられます。

図2は、外陰がんに対する治療方法を示したものです。担当医と治療方針について話し合うときの参考にしてください。

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【8ページ図 図2 外陰がんの治療の選択】

日本婦人科腫瘍学会編「外陰がん・腟がん治療ガイドライン2015年版」より作成

外陰がんの治療の選択

【図終わり】

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