前立腺がんの主な治療法は、監視療法、手術(外科治療)、放射線治療、内分泌療法(ホルモン法)、化学療法です。複数の治療法が選択可能な場合があります。担当医とよく話し合い、PSA値、腫瘍の悪性度(グリーソンスコア)、リスク分類、年齢、期待余命(これから先、どのくらい生きることができるかという見通し)、患者さんの治療に対する考え方などを基に治療法を選択していきます。
図4は、前立腺がんに対する治療方法を示したものです。担当医と治療方針について話し合うときの参考にしてください。
【11ページ図 図4.前立腺がんの治療の選択】
日本泌尿器科学会編「前立腺癌診療ガイドライン 2016年版」(メディカルレビュー社)より改変
【図おわり】
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