4−3 膀胱内注入療法

膀胱内注入療法は、TURBTの後に、筋層非浸潤性膀胱がんの再発や進展を予防する目的で、細胞障害性抗がん薬やBCG(ウシ型弱毒結核菌)を膀胱内に注入する治療法です。注入は尿道からカテーテルを通して行います。

なお、上皮内がん(CIS)の場合は、治療を目的としてBCGを注入します。治療の効果については、膀胱内の組織を採取して顕微鏡で確認します。

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