4-1 治療の選択にあたって

治療法の選択は、ご本人の生き方にも直接関わるものです。あくまでも治療の主役はご本人であることを念頭に、「ご本人が何を大切にしたいか」を考えていきましょう。

なお、治療方針をすぐに決めるように言われることもありますが、心の準備がないときや疑問があるときには、「すぐには返事ができない」と伝えることも大切です。例えば、「一度、家族で落ち着いて話し合って決めたい」と伝えてもよいでしょう。納得して選択するために、セカンドオピニオンを希望することもできます。

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