長い療養生活の中では、予期せぬ形で治療の方向性を見直す必要が生じることもあります。例えば、がんの再発を告げられることは、計り知れない衝撃です。多くの方が、最初にがんと診断されたとき以上の不安や落ち込みを感じます。
頭が真っ白になって担当医の説明が頭に入らなかったという方はたくさんいます。すぐに落ち着くことはできなくても、納得できる治療法を選ぶために、しっかりと担当医と対話を重ね、がんの状態や治療の方針を知り、正しい情報を得ることは大切です。
※参考:p7 「 図3 担当医との話し合いにおけるご本人とご家族の声」