咽頭や喉頭に局所麻酔をかけ、内視鏡で確認しながら病変の一部を採取して、顕微鏡で詳しく確認し、がんかどうかを診断する検査です。
中咽頭がんでは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染に関連するp16というタンパク質の状態により、TNM分類および病期が異なります。そのため、採取したがん組織を免疫染色という方法を用いて調べ、p16が多く作られている場合にp16陽性、そうでない場合にp16陰性と診断されます。
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