治療によりがんが消失したと判断されたあとは、定期的に通院して検査を受けます。検査を受ける頻度は、がんの進行度や治療法によって異なります。
中咽頭がんは、再発する場合は、治療後2年以内が多いとされ、その後は緩やかに減少していきます。受診の間隔は状態によって異なりますが、治療後2年以内は1〜2カ月に1回程度を目安に継続的な受診が必要で、少なくとも5年間は経過観察をする必要があります。
再発や転移、治療後の合併症、食道がんなどの別のがんの早期発見を目的に、内視鏡検査、首の触診、画像検査などが行われます。